2014年08月29日

らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ@あざみ野

こんにちは!じゃーまねです。
いよいよ夏休みも終わり、秋の便りを感じられるようになりました。

さて、8月28日(木)に、アートフォーラムあざみ野のアトリエで開催されました、らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュの模様をお伝えいたします!
らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ@あざみ野



まずは、時間前に集まった子どもたち。
時間までなかなか待てなくて、うずうずしちゃいます。
そこで、名札(寺子屋では、アーティストネームというのを各自決めてもらいます。それを名札に書くわけです)に絵を描いて、かっこよくしましょう!ということをやりはじめたら、今度は、白いTシャツに自分で絵を描き出す子どもが!なんて芸術家なんでしょうか!

らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ@あざみ野



やっと時間になり、講師のシーエー先生から、今日やることのお話と、それぞれの自己紹介を行います。
らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ@あざみ野



さーて、まずは鬼ごっこ。
アートフォーラムあざみ野は、こんなパティオがあるんですね。みんな絵の具まみれになります。
らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ@あざみ野



絵の具のつけあいっこ。きゃーきゃー、という悲鳴が聞こえます。

次は室内のアトリエに入り、鬼ごっこの際に下にひいていた布を使って、自分のTシャツにコラージュしていきます。
らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ@あざみ野



最後に、何を意識して作ったのか、それから、みんなからの質問を受け付けます。
らくがき鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ@あざみ野



・発表会の衣装を作りたかったので、ふりふりのリボンにしてみました。
・前は女の子で、後ろは男の子用です。
・絵の具で付けた模様が樹に見えたので、森を意識しました。

など次から次にちゃんと答えます。
質問も、すぐに手が上がります。

・このひらひらはどうして、こんな風にしたんですか?
・この三角のは何ですか?

子どもの感性ってすごいんだなと驚かされる一幕です。
じゃーまねは、この子どもたちの自分発表の時間がとても大好きです。
子どもたちは、ちゃんと考えて作っていたり、何に見えるということをちゃんと言うことができるのです。
その芽を摘んでいるのは、時間がないから、忙しいから、と何かと理由を付けて向き合ってない大人たちの方じゃないかと反省したりもします(´・ε・̥ˋ๑)

そして、最後に「このTシャツをかっこいいと思う人は拍手してください」とシーエー先生に言われていた子どもたち。
みんなが、みんなのTシャツを褒め合いました。
そのうれしそうな、誇らしそうな顔も、とてもいいですね(*˘︶˘*).。.:*♡

ということで、2時間の鬼ごっこ&ちょきちょきコラージュ終了。
シーエー先生は絵の具まみれになった上に、大変お疲れで今にも倒れそうでしたので、帰りに温泉に入っていきましたとさ。

*8月30日12時30分追記**
講師所感が届きましたので、追記いたします。
今回の授業のテーマは、「美意識の発掘」です。
何をもって「美しい」と感じるか。は、実は、他者からの影響が最も大きい。
子どものころであれば、まず家族。ですね。
パパやママが好きなもの、嫌いなものに子どもたちは引っ張られ、染め上げられていきます。
それはそれで微笑ましくて良いのかとも思いますが、それだけでは心配になる事実があります。
私は、カンボジア、九州、東北、愛知、東京と様々な地域で、子どもたちとらくがき体験会をしてきました。その中で感じているのが、
「田舎の子どもの描く絵は、画一的でなく、色彩感覚や観察眼が豊か」だということ。
原因は、シンプルです。都会の風景が画一的で天然色でない。ということと、
子どもだけで遊ぶ時間の差です。
一度、寺子屋で見比べる機会をつくりましょう。
ということで、今回、ちびっ子たちは初めて「足跡や手の跡で染められた布やTシャツ」を材料にして、自由に洋服を作る。という体験をしました。
4歳〜小学校中学年だと、恐らく(店まで含めて)自分で洋服を買う=選ぶという体験は初でしょう。
その中で、袖を切ってもいい。新しくパーツを創作してくっつけてもいい。自分用でなく、誰かのためでもいい。何もかも制約をとっぱらって、新しい洋服を作るというチャレンジをしました。
素材にしても、普通のママさんなら、ゴミとして扱ってしまうであろう、「絵の具の沁みたボロ布」です。
しかし子どもたちは、それに目を背けることなく、笑顔と会話いっばいに制作しました。
結局、「都会」も「田舎」も関係ない。子どもは、どんな地域であろうが、素晴らしい好奇心と執着と、それを「美しい」「素敵だ」と受け入れる器の大きさを持っています。
人間は、地球上で唯一「知性」を持った生物であると言われています。
さらにこの「知性」は、「感性」と「理性」が融合したものであると言われています。
しかし、物質的に豊かになったが故、また自然と都市を隔離してきた我々世代は、「感性=美意識」を育む教育はまったく身近ではありません。
友達と集まっても、ゲーム。道具を学び、創造の源である手のひらを、ゲームパッドや、マウス、キーボード、リモコンを扱うだけにとどめていいはずがない。
そういう気持ちを込めて、私は今回のハチャメチャワークショップを作りました。
大変長文となってしまい恐縮ですが、今回の寺子屋は、初の青葉区バージョン。私も子どもたちも含め、大満足の2時間だったと思います。
そう、パパさんママさん、どやったかなー。
ちょっと野生の証明やった?
来月、13日(土)27日(土)15時〜17時 たまプラーザ駅前商店街の昭和薬局さん隣のレンタルスペース「まちなかbizあおば」にて、常設寺子屋スタートしますが、
9月は体験参加でOKです。
今度はスペースも限られてますので、ぎゅっとアイデアを凝縮した「新感覚のアート寺子屋」をやりますので、体験希望の方は是非、お申し込みください。
http://www.rakugakiart.jp/terakoya/terakoya_forms.html#入塾申込フォーム


そんな楽しい、らくがきアート寺子屋が、来月たまプラーザにオープンいたします。
第2・第4土曜午後の予定です。
ぜひお友達とお誘いあわせのうえ、一度ご来校ください。
詳細はこちらをご参照ください


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Posted by じゃーまね at 18:57 │イベント&おしごと